2011年01月19日のツイート

「多様性を認めない」=「保身」?

仕事において一方的に否定されることがあります。この背景にあるものは何だろうか、と考えてみました。

私は自分の仕事が完璧だとは思っておりませんし、十分なアウトプットを出せているとは思っておりません。それは、自分より優秀な人達を沢山見てきたからであり、自分が「足りない」ことを実体験として知っているからです。「無知の知」というやつです。

一方的に否定してくる方の傾向をみると、下記のようになります。

  • 自分の意見を押し通そうとする。
  • 常に高圧的な態度。
  • 他の人の考え方を聞かない。尊重しない。
  • 独自のロジックを展開。自分のロジックを他人が理解できないことを理解していない。

これらは、つまり「多様性」を認められない、のだと思います。では、何故「多様性」を認められないのでしょうか。私見ですが「保身」なのではないか、と考えています。つまり、

 他人の価値を認めること=自分の価値を否定すること(給与の低下)

だから、常に、

 自分>他人

だと、考えているのではないでしょうか。ある一人の人間が万能ということはあり得ませんから、これは誤りであり、驕った考え方だと思います。

などと考えていたら、下記本の「なぜ人はあなたのために働くのか」(ティモシー・バトラー)の中で、同じような主旨のことを仰っていました。
是非ご一読ください。

ハーバードからの贈り物 (Harvard business school press)

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