「多様性を認めない」=「保身」?
仕事において一方的に否定されることがあります。この背景にあるものは何だろうか、と考えてみました。
私は自分の仕事が完璧だとは思っておりませんし、十分なアウトプットを出せているとは思っておりません。それは、自分より優秀な人達を沢山見てきたからであり、自分が「足りない」ことを実体験として知っているからです。「無知の知」というやつです。
一方的に否定してくる方の傾向をみると、下記のようになります。
- 自分の意見を押し通そうとする。
- 常に高圧的な態度。
- 他の人の考え方を聞かない。尊重しない。
- 独自のロジックを展開。自分のロジックを他人が理解できないことを理解していない。
これらは、つまり「多様性」を認められない、のだと思います。では、何故「多様性」を認められないのでしょうか。私見ですが「保身」なのではないか、と考えています。つまり、
他人の価値を認めること=自分の価値を否定すること(給与の低下)
だから、常に、
自分>他人
だと、考えているのではないでしょうか。ある一人の人間が万能ということはあり得ませんから、これは誤りであり、驕った考え方だと思います。
などと考えていたら、下記本の「なぜ人はあなたのために働くのか」(ティモシー・バトラー)の中で、同じような主旨のことを仰っていました。
是非ご一読ください。
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